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社長ブログ

No.00108 ウッドショック 現在

皆さんこんにちは😃奥さんから昭和のような一枚が送られてきて子供の成長を感じたシンタニです

ウッドショック

今回ウッドショックについて現状を皆さんに共有します
No.00015のブログにも書きましたが
今日本の建築市場に多大な影響を与えているこの
「ウッドショック」
ウッドショックとは主に木造住宅に使用される
柱や梁用の木材の供給が逼迫することで起こった
「木材価格の高騰・急騰」
をあらわしてます
2021年の3月ごろからこの言葉を聞くようになり
新築、改築問わず建築全般にかなりの影響がありました
6月ごろは
価格の高騰が上り止まらず
一部の材種によっては普段の値段の3倍にまで膨れ上がりました
それだけではなく
そもそも材料が全く入ってこない状態が続き
建築したいけどお金を払ってもできない
なんて状況の方もいらっしゃいました
LIDGE HAUSでは昨年の年末よりこの状況を見越していたので
お聞きしてる全てのお客様には
予定通りの建築スケジュールで行うことができたのですが
それ以降にお聞きした方だと
価格の方はかなり上がってしまった方もいらっしゃいます💦
現在の市場の状況は
安定供給とまでは言いませんが、段々と材料が入ってくるようにはなってきました!
ただ、やはり値段はピーク時より少し安いぐらいの値段で推移しており
元の値段まで戻る日はまだまだ先のことになりそうです
というかむしろもう少し下がったところでもう戻らないかもしれません
理由は以下の通りです
木材量が需要量より多かったときのことですが
その当時
「プレカット業者」が群雄割拠で
値段のたたきあいを繰り広げており
ウッドショックの前まではありえないほど安価で仕入れることができていました
この「プレカット業者」
というのは家の骨組みの木材を組み立てられる用に加工して持ってきてくれる業者のことで
あとは現場でそれを大工さんや建て方屋さんが組み建てていくだけになります。
昔は大工さんが大工小屋や工場で木材を人力で加工してそれを現場に運んで組み立てる
というようなフローだったので当然人件費も多くかかってました
それを機械加工でスピーディーに行うことでその人件費を極力安くしていこうと出来たのがこの
プレカット業者です
プレカット工法の登場で工期短縮、原価減少を実現することが可能になり
日本の建築はかなりの進化をしました
実は僕が大工をやり始めた頃このプレカットがそこまで普及はしてませんでした
なので、僕も大工小屋で
木材に組立てる用の加工をしたり
のみと呼ばれる工具で穴を掘ったり
かんなで表面を削ったりをしていました✨
脱線しましたが
このプレカットが運搬さえできれば近場ではなくても供給ができるようになり
各社の商圏が広がり日本全国で
競争相手が増えるという状況になっていったので値段が下がり続けていました
しかしプレカット業者からすると
仕入れの値段はとうに限界値まで下がっていて
あとはいかに人件費がかからないように調整するか
利益率を減らすかみたいな経営になっていって
薄利多売を繰り返していたという話をききました
なのでこのタイミングで値段が上がってしまったことは
業者からすると適正価格に戻ったようなものだと認識しており
今度は同じことにならないように
みんなで様子見ながら値段設定を行っているみたいです
これはあくまで僕が何社から実際にヒアリングしたお話しなので
全国的にそうかと言われたら違うかもしれませんのであくまでご参考に
LIDGE HAUSではこれからも
「適切な物を適切な価格で」
ご提供させて頂きます♪

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