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住まいのコラム

家づくりでの寸法の知識 一坪はどれぐらい?

家づくりを始めると今までに馴染みのない単位の広さや長さを聞くことが多くなります。
土地の広さや廊下の幅、窓の大きさ等いろいろなところで出てきます。
今回は家づくりを始めてからはもちろんのこと、家づくりを検討する時、家具を購入する時、土地を選ぶ時にすんなりイメージできるように家づくりにまつわる寸法について解説していきます。

 

最初に覚えておくこと

一般的に建築では長さの単位を㎜(ミリメートル)で表記します。例えば1m(メートル)は1,000と表記されます。
理由は細かい数字を取り扱うからや、この後ご説明する尺貫法が根強いからとありますが、一般的には一番下の単位を扱うというのが理由となっています。
親切な方ですと馴染みの深い㎝(センチメートル)やm(メートル)に言い直して説明してくれる方もいらっしゃいますが、どうしても建築図面や寸法図面は㎜(ミリメートル)表記となっているので慣れておくと便利です。

 

一畳と一坪

60坪がどれぐらいか分からない。土地のご案内をしているとこのようなご質問をよく受けます。

一坪をご説明するうえでまずは1畳からご説明します。まず、1畳とは畳1畳枚分の大きさです。場所によっては1帖とも表記されることがあります。この1畳というのは910(㎜)×1820(㎜)という大きさのことをいいます。今後長さの単位は㎜で表記致しますのでこれを機会に慣れておきましょう。

この910×1820という広さは面積に直すと1.6562㎡(平方メートル)となります。どのくらいの広さか分かりづらいですよね?そのため畳1枚分と馴染みのある、1畳で表現されます。そして一坪とは畳2枚分の広さのこと、すなわち2畳分の広さのことを指します。

とはいえ近年、畳の部屋も少なくなってきていて馴染みのない方も多いです。1畳を自分に馴染みのあるものに当てはめるのがお勧めです。

 

1畳、、、例えば

1畳をイメージするのにオススメなのはベッドです。

一般的にシングルベッドは幅が900~1,000、長さが1,900~2,000で作られています。こういった身近なのが分かりにくい単位の寸法を当てはめておくとイメージがしやすいかもしれません。

 

1畳という大きさの根拠となる尺貫法

なぜ1畳という広さが1.6562㎡という半端な大きさになるのでしょうかそれはこの尺貫法が由来となっています。尺貫法とは古くから日本でつかわれている長さの単位です。

1畳という大きさは910㎜(3尺)×1820(1間)となります。メートルという単位が使われるようになってからも住宅建築においては尺貫法がこれまで通り使われています。

 

尺モジュールとメーターモジュール

住宅設計する際に等間隔に線を引いて1マスの大きさを整えて視覚的に広さを認識しやすくします。

その線の幅を910㎜(3尺)で引いたものを尺モジュール、1000㎜(1m)で引いたものをメーターモジュールと言います。

住宅会社ごとに尺モジュールで建築している会社、メーターモジュールで建築している会社、そのどちらも使っている会社と様々です。さてどちらにどのようなメリットがあるのでしょうか?

 

尺モジュールとメーターモジュールの特徴

まずそれぞれのモジュールで同じ間取りの家を設計するとメーターモジュールのほうが廊下の幅も広く大きな家になります。逆を言えば同じ間取りでも尺モジュールであればコンパクトに仕上がります。

同じ大きさでそれぞれ家を設計した場合、メーターモジュールでは廊下などが広くなりますが、尺モジュールではそれの分内部が細かく設計することが可能です。それぞれに特徴がございますのでどちらが優れているというものではありません。

 

一坪のイメージ

一坪という単位は40坪の家や60坪の土地等、家を検討し始めると聞く機会が増えると思います。
しかし40坪の家がどれぐらいなのか?60坪の土地がどれぐらいなのかというのはなかなかイメージしづらいです。
この坪に関しては○○坪のモデルハウスを見に行く、○○坪の土地を見に行く。○○坪の土地に○○坪の家を配置計画してみる等実際に体感してもらうのが良いとおもいます。
信頼できる担当者の方と自分たちの理想とする大きさを一緒に確認していきましょう。

 

家具の寸法は?

ここまで㎜の単位で長さを表記していきましたが少しは慣れて頂きましたでしょうか?もうすぐ引っ越しで家具を購入しよう、そんな時も㎜で家具の寸法は表記されることが多いです。ここでは家具の寸法の見方や表記の仕方について紹介します。

家具の寸法は一般的には

H(高さ)×W(幅)×D(奥行)で表記されています。

また家具を選ぶ時の注意点は1畳の幅は910㎜だから幅910㎜なら入るというわけではありません。
住宅設計では柱の芯から柱の芯までの間を910㎜としています。そのため実際の有効寸法は異なりますので確認しておきましょう。

さいごに

家づくりをはじめるうえで慣れないこともあると思います。家づくりにおいての寸法の考え方についてのポイントは2つです!

㎜(ミリメートル)の表記になれること

自分のイメージしやすいっものに置き換えること

一坪は畳2枚分

以上の3点です。
イメージするものに関しては担当者さんに近い大きさのものを聞いて自分の馴染みがあるものを探してみるのもいいかもしれません。

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