
家のイメージは外壁で決まる?外壁の種類と特徴

皆様は理想とする新築の家はどんなイメージですか?カフェのような家にしたい、やっぱり家は和風、見た目はシンプルに!内装とは違い外観は色々な人から見られます。
イメージしているマイホームはどうすれば実現できるのか?
外観を大きく左右する外壁の種類や特徴について今回は必要なものを解説していきます。
新築で最も選ばれている外壁、サイディング
日本の新築住宅の70%近くがこのサイディングが使われています。
特徴としては豊富なデザインの種類があり、価格もお手頃であることから多くの住宅会社が採用しています。
そのため、普段目にする新築の家の外壁のほとんどがこのサイディングです。
色や種類が多く、好きな柄や色が選べばイメージしているデザインにすることができます。
耐久性にも優れていますが、サイディングのつなぎ目、目地の部分の劣化が外壁材よりも早く、その部分のメンテナンスさえ行えば長持ちする外壁材です。
シンプルにかっこよく、ガルバリウム
ガルバリウムとは特殊なメッキを施した金属系の外壁材です。
耐久性や防水性に優れ屋根材として使われることもあります。デザインの種類としてはそれほど多くなく、ピッチを変えることで雰囲気が変わってきます。
色も種類はありますが、シルバーやブラックが使われることが多く、都会的な雰囲気やモダンな雰囲気を出す際に採用されることが多いです。サイディングと違い継ぎ目や目地といったものがない点も魅力的です。
こだわりの家、塗り壁の家の魅力
塗り壁というと和風なイメージをしがちですが、こちらも種類があり洋風と和風、イメージしている仕上がり次第で使う材料が異なります。
塗り壁は左官職人がコテやローラーによって仕上げていきます。
独特な風合いもあり洗練された印象を受ける塗り壁、こちらもつなぎ目等がないのも大きな特徴です。
高性能な外壁材ALC
ALCとは軽量コンクリートの外壁材です。内部に無数の気泡があり、コンクリートといってもとても軽く、防火性、耐久性、防音性に優れています。
サイディングと似た性質もっています。こういった外壁の特徴として厚さが厚い程、特殊なデザインにすることができます。ALCは厚さがあり、一般的にはサイディングよりも重厚なデザインのものが多いです。
メンテナンスについてはサイディングと同様、継ぎ目、目地があるのでそちらのメンテナンスさえすれば外壁材自体は耐久性に優れています。
丈夫な家。タイルの外壁
タイルの大きな特徴は傷がつきにくく、経年による劣化がほとんどないという所です。
ただしその初期費用は高額で、場合によっては一般的な外壁材と比べると倍以上の値段になることもあります。
他の外壁材と比べるとその分メンテナンス費用は抑えることができます。
木を使った外壁。レッドシダー
新築の家の外観に木目を使いたい。こんな要望を頂くことがあります。
先に紹介したサイディングでも木目のデザインの物はありますが、継ぎ目があるなど工業製品では実現できないというのも確かです。
そんな時に活躍するのがこのレッドシダーの外壁で、木目ではなく実際に木を使うことでイメージしている家を実現させます。
どうやって選ぶ?外壁材の種類
あこがれの新築の家。これから数十年住み続ける家の外観を決めるので迷ってしまう方が大半です。
まずは自分が外観を選ぶ際に重要視するポイントわ決めるのが理想の新築の家を実現する第一歩になります。いくつかそのポイントに例を紹介します。
できるだけ費用を抑えたい
こだわりのデザインがある
メンテナンスを含めたトータル費用にこだわりたい
デザインとトータル費用をバランス良くしたい
大きく分けるとこのようになります。自分がどこに当てはまるのかご家族で相談してみましょう。その上で住宅会社に希望を伝えて頂ければ、ポイントに対する外壁材の特徴をお話しながら理想の新築のベストの外観材を選びましょう。
外壁材をカタログだけで選んではいけない!
外壁の重要視するポイントがきまって、外壁の色を選ぶ時は必ずサンプルを取り寄せてもらいましょう。ここに大きな落とし穴があります。
外壁材をカタログで見ると大きさも異なろ為、柄などが実際のサイズになるとイメージしたものと違った・・・。というケースがあります。いくつか候補の外観材を絞ったら実際のサイズで実際に日の光に当ててみると思っていた色と違うということもあります。できるだけ大きなサンプルを用意してもらい、外で色を確認してみるのもいいかもしれません。
さいごに
ここまで読んで頂きありがとうございました。この記事をご覧なって少しでも新築のイメージが固まれば嬉しいです。ご家族がどこにこだわっているのかでおすすめする外壁やご説明するポイントが変わってきます。
この記事で少しだけイメージをして頂いて実際のご相談頂ければこだわりのマイホームを実現できるでしょう。外観は多くの人の目に入るものなのでできるだけ後悔のない家づくりをお手伝いします。
