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住まいのコラム

地鎮祭

地鎮祭ってなに?家を建てる時にすること。

何事も初めての経験は不安になりますよね?

特に地鎮祭は神事です。
やってはいけないことはないか?普通はどうなのか?
知らないことが多く皆様不安を多く抱えております。

この記事では少しでも地鎮祭を気持ちよく迎えていただきたい為の準備のお手伝いができればと思いますので最後までご覧頂けたら嬉しいです。

地鎮祭とは?

地鎮祭とはその土地を利用することを土地を守っている神様(氏神様)に許可をもらう儀式です。
また、工事の安全祈願と住む人の繁栄を祈る意味があります。
古くは日本書紀にも記されており、細かな違いはあれど日本全国のしきたりとして広く浸透していました。
神式(神社へ依頼)が一般的ではありますが、中にはキリスト教と種類は様々です。

地鎮祭は必ずするべき?

地鎮祭ですが、やることは義務ではありません。

「古い習わしなので必要ない」「手間やお金がかかるので大袈裟にしたくない」等の理由で地鎮祭を行わないケースも増えてきているのはご存知ですか?

ご家族の意向などもあるのでご相談してみましょう。

地鎮祭はどこに依頼するの?

住宅会社は決まっていますか?

多くの場合、住宅会社が工事のスケジュールを踏まえて手配します。
まずは住宅会社と相談しましょう。
地鎮祭を行うかどうか、その日程、依頼する神社。

vacances kyotoではお施主様に地鎮祭を行うかどうかを確認させて頂いております。

地鎮祭の日程は?

地鎮祭は土地からご購入された場合、土地の決済が行われて晴れて土地の所有者がお施主様になった時に執り行われます。
土地をすでにお持ちの場合は、工事の着工日が決まった際に日程を決めるのが一般的です。

日取りですが冠婚葬祭と同じく「六曜」における吉日を選ぶ傾向にあります。
一般的には「仏滅」や「赤口」は避け、「大安」「友引」「先勝」「先負」に行うことが多いです。
しかし、吉日にできれば理想的ではありますが、ご家族や関係者のスケジュールを合わせるのが厳しいケースもあり、日にこだわるあまり工事が進まないということもあります。

また、地鎮祭の日に雨が降ることがあります。
地鎮祭における雨は土地を清めるという意味で縁起が良いとされています。
天候に関わらず執り行われるのが一般的です。

地鎮祭の費用は?

費用については呼び方や金額等、地域によって多少のばらつきがございます。
のし袋は紅白や蝶結びの水引がついてる物が良いでしょう。
のし袋に「玉串料」や「初穂料」と書いて納めてください。
地域によって神主様にお渡しするタイミングは異なりますので、住宅会社に相談してみましょう。

地鎮祭で用意するもの

地鎮祭について大きく

・神社が用意するもの
・住宅会社が用意するもの
・お施主様が用意するもの

に分けられます。

誰が用意するかは地域や依頼先によって異なりますので、住宅会社、もしくは依頼した神社に確認ください。
用意するものとは土地の神様へお供え物や儀式に必要なものとなります。

地鎮祭当日の流れ、服装

地鎮祭の服装ですが特に決まりはありません。
雨の日の地鎮祭となりますと地面が土であることが多いため汚れることもあるでしょう。
あまりラフになりすぎなければカジュアルな服装でも問題ありません。

地鎮祭の儀式のおおまかな流れ

[1]修祓(しゅばつ)の儀
全員が起立して、神主さんが、お供え物と参列者を祓い清めます。

[2]降神(こうしん)の儀
神主さんが、神様を招きます。参列者は起立して、頭を下げ、神様をお迎えします。

[3]献饌(けんせん)
神主さんが、捧献酒とお水、お供え物を神様に差し上げます。

[4]祝詞奏上(のりとそうじょう)
神主さんが、氏神様に新築の安全祈願を行います。
参列者は起立して、頭を下げ祈願します。

[5]四方祓い(しほうはらい)
お米とお塩、白紙によって土地を清めます。

[6]鍬入れ(くわいれ)の儀
鍬入れの儀は地鎮祭のメインイベントであり、施主も参加します。
鍬入れの儀では、施主は大きな声で「エイエイエイ」と3回掛け声をかけて砂を崩す動作を行います。

[7]玉串奉奠(たまぐしほうてん)
順番に玉串を祭壇に置き、神様に捧げます。
祭壇に置くときは、茎を祭壇に向けて両手で丁寧に置きましょう。

[8]撤饌(てっせん)
神主さんが、お供え物を下げます。

[9]昇神(しょうじん)
神主さんが、神様を送り返します。一同起立して、神様をお見送りします。

[10]神酒拝戴(しんしゅはいたい)
安全を祈願して献杯します。音頭は神主さんが行います。

[11]神宮退下
神主さんが現場を後にします。

こちらは基本的な流れとなりますので依頼した神社によって多少異なります。
ここまででおおよそ30分~40分程度となります。
その後、近隣の挨拶廻りをするのが一般的です。

さいごに

ここまで一般的な地鎮祭の考え方での地鎮祭を行い方をまとめさせて頂きました。

・地鎮祭の日程の決定
・地鎮祭の参加者の確認
・「玉串料」の用意

依頼先によってご用意は異なりますので、改めて担当者にご確認ください。

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