体験型モデルハウスのご予約
住まいのコラム

勝手口のメリットとデメリットと必要性

昔の家には当たり前のように設置されていた勝手口ですが、最近ではないところも多いです。
実家や祖父母の家には勝手口があったけど、自分がこれから建てる家にも設置したほうが良いのだろうか…
なんて迷っている方もいるのではないでしょうか。
ここではそんな勝手口のメリットや必要性について紹介します。

 

勝手口とは

勝手口は玄関とは別に設けられた入り口のことで、ゴミ出しをしたり洗濯物を外に運ぶためなどに使われることが多いです。
玄関を汚さないために汚れた荷物は勝手口から運んだり、駐車場や物置に近いため買い物から帰ってきた時などキッチンに荷物を運ぶために勝手口を使うということもあるでしょう。

勝手口のメリット

①集中して家事ができる
最近は家事をしやすい空間を意識した家が多いですが、勝手口をつくることによってより集中して家事ができる空間にすることができます。勝手口をつくることによりキッチンから家の外に出入りすることが簡単になるため、ゴミ捨てや買い物袋を車からキッチンに運
ぶのも楽になります。わざわざ玄関にまわる手間が省けるので、効率的に家事をしたい方にはぴったりです。

②換気ができる
勝手口があることにより、キッチンの空気の入れ替えを簡単に行うことができます。料理を焦がしてしまった!リビングまで匂いが広がってしまった!ということがよく起こるキッチンは匂いがこもりやすい場所です。勝手口をつくって換気をできるようにすれば、キッチ
ンのお悩みも解決することができるかもしれません。
また生ゴミも勝手口から外に出すことができるので、ゴミの匂いを家の中に広げることなく快適にゴミ捨てをすることもできます。

③汚れた靴など玄関に置いておけないものを置く場所ができる
汚れて帰ってきた子どもの靴や作業で汚れたものを玄関から室内に入れるのは、玄関が汚れるのを防ぐためにも避けたいところです。勝手口があることにより、汚れたものを持って家の中を移動しなくて済むので余計な場所まで掃除する必要がありません。
さらに勝手口の近くに洗い場を設けると、汚れたものをその場できれいにしてから室内に入れることができます。散歩から帰ってきたペットをきれいにしてから家に入れることもできるので便利です。

勝手口は必要?

キッチンとゴミ捨て場に近い
玄関から出た方がゴミ捨て場に近いのであれば、特に必要性は感じないかもしれませんが、キッチンから出た方が明らかに近いのであれば、勝手口を設ける価値は十分にあります。キッチンは特にゴミが出やすいところなので、朝キッチン周りのゴミを集めてそのままゴミ
捨て場に運ぶことができれば非常に便利です。

勝手口はキッチン以外にも
勝手口は多くがキッチンに設置されますが、キッチン以外に配置することももちろん可能です。たとえば、洗面所に勝手口を設置することで、洗濯物をそのまま外に運ぶことができます。ペットを飼っている場合は、散歩が終わったら勝手口から入ってお風呂場ですぐに足を洗うこともできます。キッチンにあっても特に使わないかも…という方は、別の場所に設けることも視野に入れてみてください。

勝手口のデメリット

勝手口をつくるとメリットがたくさんあるように感じますが、デメリットも知っておかないといけません。勝手口のデメリットにはどんなものがあるでしょうか。
①防犯対策をしっかりと心がける
勝手口は家の裏につくられることが多いため、人の目につきにくく防犯面での心配があります。センサー付き照明をつける、しっかりとした施錠を心がけるなど防犯対策をしておくと安心です。
②間取りによっては使いにくい場合がある
勝手口は玄関からキッチンや家事室が遠い場合に役立ちます。キッチンや家事室から玄関に直接行ける場合は、勝手口よりも玄関を使用することが多くなるのが予想されるので、勝手口をつくって本当に使うかどうかを考えることが必要です。

さいごに

勝手口はその家々によって必要性の有無が異なります。設置してみたけど使ったのは最初だけで、もう何年も開けていない…となると、せっかく設置したのにもったいないですよね。
実際に生活しているところを想像し、勝手口を設置することで本当に行動しやすくなるかをよく考えてみましょう。

そのためにも宿泊体験など実際の家事同線を試すとも必要になってくるでしょう。

New!
最新の記事

Tag list
キーワードから探す