
新築でエアコンを購入するときの注意点

新築で始まる新生活。
新しい生活をするうえでどうしてもエアコンは必要になるでしょう。
エアコンの購入方法についてここでは解説していきます。
エアコン選びに失敗せずに、気持ちよく新築での新生活を迎えましょう

目次
エアコンを家電量販店で買う場合
エアコンを家電量販店で買う場合は注意が必要です。
ポイントは住宅の断熱性能を含めて検討することです。
基本的に家電量販店ではエアコンを使うお部屋の広さや家の構造について質問されます。
ですが、基本的には新築の断熱性能はその家それぞれです。
特に性能にこだわっている新築の家の場合、オーバースペックになってしまうことがあります。
6畳用や10畳用などエアコンが対応する広さが設定されていますが、もちろん築年数がたっている賃貸のアパートと断熱性能にこだわった新築の家とではエアコンの効き方も違ってきます。
自分の家の性能がどのくらいなのかを知るのもエアコン選びにとても重要です。
設置工事で気を付けたいことと、お手入れする際の注意点
室外機を設置する場所は、一般的に室内機が設置された位置の真裏側の地面が基本です。配管は短い方が、運転効率は良くなります。また、室外機周辺の風通しの良さも効率アップに繋がります。前後左右にどのくらいのスペースが必要かはメーカーが定めているので、確保できる場所に設置しましょう。
冷房を使うシーズンは室外機への直射日光も避けたいところです。室外機周辺の温度が高くなりすぎると効きが弱くなってしまうことがあります。ですが、難しい場合はよしずを立てかけたり、メーカー純正のカバーなどを利用したりして日陰をつくってください。なお、テラスのようにコンクリートの上に設置する場合は、照り返しでより温度が上がります。コンクリートの近くだと50℃近くまで行くこともあるので、注意したいですね。逆に暖房シーズンだと室外機は暖かいほうがいいので、日陰にしないよう、よしずなどは外しておきましょう。
また前後左右のスペースは、より広めに取っておくといいです。
「付業者の方ならご存知とは思いますが、スペースにゆとりがあればメンテナンスしやすいし、周囲を掃除するときも助かりますよ。室外機はいったん設置するとなかなか動かせませんから。また、以前の記事にもあったように、取付工事は混んでいる時期だと業者の方も大変なので、余裕のない作業になる可能性もあります。エアコンは取り付けたまま10年前後にわたって使うことになるので、作業中は問題がないか、たまに様子をうかがってみると良いでしょう
室外機はフィンの部分にホコリやゴミが詰まっていると、エアコンの効率は落ちてしまいます。前述の通り室外機は排熱を担っていますが、ゴミなどでふさがれてしまうと、熱風がうまく外に逃げず、熱が室外機周辺に溜まってしまうからです。これは室外機の前にものを置いてしまっている場合も同じ。冷却効果が弱まったり余分な電気代もかかってしまうので、枯れ葉がたまっていないか、虫が巣を作っていないかなど、周囲を見るようにしましょう。それほど頻繁でなくて良いので、シーズン前とシーズン後の年に2回程度は確認したいです。

新築住宅の場合、エアコンは後付け・建築時どっちがいいの?
マイホームを購入した際に考えなくてはならないことのひとつに、エアコンの取り付けがあります。
中古住宅の場合は前の住人が使っていたエアコンをそのまま使うことも出来ますし、取り外されていたとしても後付けすることは簡単です。
しかし、新築の場合は入居してから後付けするほうがいいのか、あるいは建築時に取り付けたほうがいいのか悩むところではないでしょうか。
こちらでは、新築住宅を購入される方のために、エアコンの取り付け時期についてご説明します。
建築時に施工するメリット・デメリット
建築時に施工するメリットとしては、配管が建物内部に通せることですっきりした見た目を維持できる点が挙げられます。
さらに入居後にエアコンを後付けする場合は、もしスリーブやコンセントがない部屋に設置するとなると工事が必要になりますが、取り付け価格以外の工事費が必要となります。
室内だけでなく、建物の外観デザインにも、配管は大きくかかわります。室内で露出なく、きれいに収まった配管は外壁に現れるわけですが、ここで注意が必要です。窓の上にエアコンをつけると配管は横引きになってしまい、あまり美しいとは言えません。
また、室内壁面の真ん中に設置すると外壁の真ん中に配管が現れ結構目立ってしまいます。家の外観デザインを素敵に見せたい場合、目立つ面の二階や玄関側などは配管経路に気を配るほうが良いでしょう。また、配管には配管カバーをおすすめします。
テープ巻のままでは、エアコン設置から数年後には経年劣化でボロボロになることも。配管カバーは、外壁に合わせて多少色も選べます。また、塗装内容によりますが、外壁の塗装のリフォーム時には、外壁と同じ色を塗ってもらうことも可能です。
また、その際に建物内部の断熱材などを破損してしまう恐れもないとは言い切れません。
そして、天井埋め込み型などの特殊なエアコンも建築時であればスムーズに取り付けることが可能です。
しかしその一方、価格面では高額になるのが建築時にエアコンを取り付けるデメリットです。
ハウスメーカーにエアコンの取り付け工事を頼んだところ、数十万円と言われたという話も聞きます。
数十万円もかかるのであれば、そのお金で新居の家具やカーテンを購入したほうがいいと考える方も多いのではないでしょうか。

エアコンのスマホ操作について
近年では、スマホ操作についてエアコンのON・OFFや温度など操作出来るようになっており、遠隔操作で快適に使っていく事が可能です。どういった方法があるのかお伝えしたいと思います。
■スマートリモコンにて操作する
エアコンを買い替えなくても、スマホで操作できるようにする方法があります。 それは、遠赤外線リモコンをスマートリモコンという機器に代える方法です。 スマートリモコンがあれば複数の遠赤外線リモコンを操作できるため、エアコンだけではなくテレビや扇風機など、他のリモコン付きの家電をスマホで操作できるようになります。市販で売っている
スマートリモコンを購入して既に付けているエアコンと連携すれば使えるようになります。
様々なスマートリモコンがあるので、一度お調べしてみてください。
■各メーカーでのアプリを経由して操作する
こちらもスマートリモコンと同様にスマホで操作して温度等を操作出来るようになります。
購入される際に無線アダプターを別途購入して(既に付いている物もあります)エアコンへ取り付けを行い、スマホと連携して操作出来るようになります。各メーカーで仕様など少し変わっているので、購入を考えているメーカー様で一度お調べしてみてください。

